花粉症は、自分がアレルギーを持っている植物の花粉が飛んでいる時期は、嫌なアレルギー症状が起こります。数日で終われば我慢もできるのですが、数か月、複数の植物に対して花粉症を持っている場合には、春と夏、のように、複数の季節で嫌な花粉症の症状と戦わなければいけません。花粉症の薬には、内服薬や点眼薬、点鼻薬など、症状を抑えるための薬がたくさんありますが、服用すると眠くなって仕事に集中できなかったり、毎日服用するのが面倒だったり、また、数週間ごとに医師に処方箋を受け取りにクリニックに行かなければいけなかったり、いろいろ面倒なことも少なくありません。

 

「花粉症の前に薬を飲んだら、花粉症の症状がずっと抑えられる便利なものがあったら良いのに!」 と考えている人におすすめなのが、花粉症の症状を抑える作用がある注射です。欧米ではすでに広く普及していて、子供から大人まで広く利用されている花粉症対策の方法なのですが、日本国内では、まだまだ賛否両論で、それほど広くは普及していないようです。

 

花粉症対策の注射とは、一度注射をするとアレルギー症状がストップし、その効果が3週間〜4週間も継続するというもの。注射という選択肢があるクリニックでも、なかなか詳しい説明をしてもらえないことが多いのですが、アレルギー症状を確実にストップさせる作用を持つステロイドが配合されているモノが一般的なようです。

 

「花粉症のための注射」というと「打ってみようかなあ」という気持ちになる人でも、「ステロイド」と言われると、なんだか怖くなってしまうという人も多いのではないでしょうか。確かに、ステロイドは強烈な作用があるので、確実に症状をストップすることができます。しかし、その反面、副作用が出たり、長期使用出来ないというデメリットもあるので、誰にでも無条件にお勧めできるものではないようです。花粉症で注射を利用してみようかなと考えている人は、ステロイドの副作用などを自分できちんと理解したうえで治療を受けるようにしましょう。